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プチスクールふわりへの思い

① 女性の社会進出を後押しする制度は,幼児教育の無償化を初め、待機児童の減少等からも分かるように、年々整備され、認知度も上がり、共働きの家庭も増えています。一方、核家族化や少子化の状況は継続しています。
これまでの教員経験や、子育て支援の中で見えてきたものは、子どもは、「親に認めてもらいたい」と思っているということです。子どもが保育園や学校で「できた!」を体感したとき、保育士や教師は、もちろんしっかり誉めます。しかし、子どもの中に確実な自信として、心の中に定着するための後押しが、親からの「すごいね!」「がんばったね」の言葉。特に愛着関係を構築する乳幼児期は重要であると感じています。
この言葉かけが、大切だと分かってはいても、日々の生活(仕事や子育てなど)に追われて、余裕がなく、子どもの成長を楽しんだり、喜んだりできない状況を抱えている保護者は多いのです。

② 虐待の報道を聞く度に、子どもの最善の利益とは、子どもにとっての幸せとは何だろうかと考えさせられます。私が思う子どもの最善の利益とは、「愛されている、大切に思われているという思いをもって育つこと」だと考えます。子どもの最善の利益を守るため、虐待を防ぐためにも、保護者支援の必要性をこれまでよりも一層強く感じています。

③ 昨今、発達障害への理解や社会への認知は広まってきています。これまで、発達障害と診断された幼児・児童・生徒の教育に携わる中で、その子に合った支援を探ることの重要性を感じてきました。それは、本人の生きる力に大きく関わるからです。しかし、不安を抱えたまま生活をし、生き難さを感じている子どもや保護者が多いのが現状です。発達障害と診断される可能性がある子どもたちが、明確な診断が出る前の乳幼児期から、安心して過ごせる場(見通しがもてるような環境整備が成されている)の必要性を感じています。「これがあれば大丈夫」「こうしたら大丈夫」を乳幼児期から、探り、蓄積することによって、子どもたちの生きる力につながると考えています。
集団を苦手とする子どもが多い中、一人一人のメリ(得意なこと・強み)を探り着目して
丁寧に支援をするためにも、個別や少人数での学習に必要性を感じています。

 幼児教育をツールとし、保護者支援を大切にしながら、障害がある、ないに関係なく、互いを認め合って、自分らしく、生きていける子どもたちの育成に携わりたいと思っています。
 

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